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火曜日, 4月 15, 2008

4月14日 「生と機械のせめぎあい」at 高円寺 楽や

nobu(ts)  ケイ(エレクトロニクス)  西村直樹(Bass)〔from上々颱風〕 鈴木新(ss)

西やんの企画によるライブ。
元々西やんとケイ君のデュオに我々サックス二人が入った形態。

まずはその二人のデュオから。ケイ君はYAMAHAのRSか?ボタンやノブを操作し、完全にフリーインプロビゼーション。チョーキングやアーミングをしているギタリストのように、アクションが凄い。エレクトロニクスの音と西やんのコントラバスのアコースティックな音が絶妙にブレンドされる。
しばらく二人の掛け合いが続いた後、nobu君が加わる。故意に不安定な音を出し、揺さぶりをかける。
さらに私が加わって・・・その後の音は客観視できていない。調性が生まれたり消えたり、全員がインサイドとアウトサイドを行ったり来たり。
ワンステージ目の最後は西やんの曲で絞め。

ツーステージ目は西やんとnobu君のデュオから。nobu君の鳴りもの、笛と西やんのコントラバスのハーモニクスで不思議な世界。ひとしきりその状態が続いた後、テナーに持ち替え「男らしい」サウンドへ。
一旦区切りを付けた後、ケイ君と私のデュオ。音をまき散らしたような演奏から、次第にスケールの大きなアンビエントへ。演奏中、何故か涙が出てきた。

再び四人での演奏。ちょっと牧歌的だったかもしれない。
昨日に続き、今日も良いライブであった。