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火曜日, 3月 21, 2006

下北沢行軍

これだけは言っておきたいが、私個人または渋さ知らズとして道路建設に反対しているわけではない。ということでちゃんと仕事として行って来ましたよ。単なる仕事。犬の仕事。
市民運動に外部から関わるのは地雷原を歩くのに似ている。無事通り抜けるか踏んでしまうか、である。
まともなオーガナイズがなされていれば、こちらが本来の仕事以外に余計な労力を使わずに済むようにきちんと段取りが組まれている。駄目なオーガナイザーは自分が呼んだ相手をも同じ志を持つボランティアと同列に扱ってしまう。演奏を依頼されて行っただけなのに、現場に着いたら do it yourself なのだ。ライブ後、楽器を演奏しながらデモに参加させられ(これは事前に聞いてなかった)、そこまでは仕事の延長としてやれないこともないが、楽器以外の荷物の置き場所も運搬の手段も用意していない。その他諸々不手際ありすぎ。ダンサー陣など終わってから着替えたりメイクを落とす場所さえ無く、みな自力でなんとかしなくてはならなかった。我々だって路上で楽器の収納なんかやりたくなかったよ。
ライブすらわけわからん奴のわけわからん歌の伴奏させられるし。ストレス溜まるぜ。

自分と違う立場の人間に対する想像力の欠如。勝手に自分と同じ考えだと思い込んでいる。それは善い考えなので誰でも喜んで無料奉仕すると思っているらしい。
今回は主催者側の人間に牽制の発言をするだけで終わった済んだが、来週のイベントでもも喧嘩などせぬよう気をつけなければ。まあ、あの人たちは割合きちんとしているので、あまり心配はしていないが。