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金曜日, 9月 28, 2007

9月26日、モスクワでライブ、27日、パリでぶらり

朝9時、同室の松ちゃんに起こしてもらう。気持ちのよい起床。快晴。
バスに乗って「クラブ・タラコ」に到着。つくなり昼食。おいしい。
食後はステージのセッティングをしながらフォトセッション。予想以上に時間がかかる。

フォトセッション後、夕食まで時間があるので買い物でもしようかと外へ。
IKRAクラブ(なんて読むのかわからん)を出て、そのブロックの角を曲がろうとした時に後頭部に強烈な衝撃が。
振り返ると続けざまに顔面を蹴られ、倒れてしまう。さらに三、四発顔面に蹴りを喰らう。
相手は頭の悪そうな若者、5〜6人。物などは取られなかった。面白半分に東洋人を襲ってみたのか。

クラブに戻り、セキュリティの兄ちゃんに報告してみた。すると、ロシアの受け入れスタッフの皆さんやメンバーなど大勢集まってしまってちょっときまりがわるい。
傷は大した事無かった。とはいえ、口の中を切ってしまったので暫くは本日演奏できるかどうか心配だった。
ロシアの皆さんの手厚い看護---氷嚢を作ってくれたり消毒してくれたり、医者まで呼んで検査してくれた---により腫れも引き、演奏可能な事がわかる。一安心。しかし、顔面に擦り傷ができていてなかなか情けない風情。
不思議と怒りはそれほど湧かなかった。皆が心配してくれたのに不謹慎だが、なんだか面白くさえ感じた。

ライブは大受け、大入り満員。

ライブ後、飲みながら楽屋で話などしていたら、S.H.が怒って戻ってきた。ライブ終了後に遊びにきた客にトイレで「ごーほーむじゃっぷ」と言われて睨み返してきたらしい。
酔った勢いで「そいつらぶちのめしに行こうぜ」などと繰り出す。メンツは他にT.M.さんなど。
ところが、逆にフレンドリーな若者に捕まってしまい、楽しく歓談とあいなる。そして、その青年にウォッカを奢ってもらってしまう。もう何杯目だろう。

この日は撤収が遅く、にもかかわらず私を含む数名だけ明朝早い便でパリに旅立つ予定になっている。仕方が無いので少し休んでから空港へ直行。空港でも時間つぶし。

パリ着。ここでも後発隊の到着を待って時間つぶし。

五時間つぶした後、本体と合流。バスで会場、ホテルへ。
その後、クスクスを食し、ライブをちょこっと見たりして帰る。