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月曜日, 5月 21, 2007

JOHN ZORN' S COBRA 東京作戦ブンブン作戦

コブラへの参加は十年ぶり二度目。前回は大蔵雅彦部隊だった(今回のブンブン作戦ってなんだ?)。
私の参加が決まったのは一週間ほど前。ほぼ直前と言っていい。先日のEXTREME NIGHT Vol.5で「対バン」した縁で、「電子音も欲しいから」ということで誘って頂いた。というわけで当然EWIで参加。
JOHN ZORN' S COBRAは確か、ゲーム理論に基づいて作曲された厳格なルールのある集団即興作品。即興であるから毎回違う音にはなるのだが、ジョン・ゾーンさんの作曲したれっきとした作品なのである。
世界各国で演奏されているそうだが、日本では巻上公一さんが主に仕切っている。殆どの公演でも巻上さんがプロンプターをつとめている。
このプロンプターというのは指揮者とはちょっと役割が違う。演奏それ自体はプレイヤー各個人のアイデアやインスピレーションによって展開する。その展開のサインを受け止めて全プレイヤーに渡すのがプロンプターの主な役目。もちろんプロンプターの意思で展開が変わったりすることも度々ある。

本日の入り時間は11:30と早め。プレイヤーが11人と多いので、全員揃ってリハーサルする機会が当日しかなく、こうなった。たっぷりの時間を使って全ルールのおさらい。それだけでも相当脳がオーバーヒート気味になる。早めに始めた分早めに切り上げてゆっくりクールダウン。本番に備える。

本番。通常の音楽とタイム感覚が違うためか、時間が過ぎるのが早く感じる。リハで生じなかった事態も多々発生する。面白い。
コブラは打ち上げも面白い。バンドなどの打ち上げではその日の演奏の話など殆どしないのが普通だが、コブラの場合は本番で何が起こったのかが話題となる。ちょっとスポーツの試合の後に似ているかもしれない。囲碁や将棋の対局とか。

そんな話などしながら久々に飲酒。ちなみに私は極度にアルコールに弱い。いい気分になって帰宅。これからぐーすか。