|

水曜日, 1月 24, 2007

最近自分の音について思うこと

現在と過去を比べるのは簡単ではないが、録音物なら容易に比較ができる。
はっきり言えるのは、一音一音に含まれる情報量の違い。最近の演奏の方が圧倒的に少ない。今聴き比べてみると良くわかる。近年の演奏は、表現の緻密さに欠ける。最近は演奏に手を抜いているということは(少なくとも意識的には)全くないのだが、結果にはそう表われてしまっている。
以前との違いってなんなんだろう。当然人間としての変化はある。問題はどんな変化なのか。生きる事全般に関しては余裕がなくなっている。人前で演奏する事に怖気づくことはなくなった。その辺りなのかなぁ。よくわからん。とにかく、一つの原因に集約できるようなことではないとは思う。