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火曜日, 12月 19, 2006

音楽と映像

演奏者が「見える」ってのはどういうことなのか。音楽なら音だけでも良さそうなもんだが、そうはいかない。オペラなどの総合芸術(という言葉はあまり好きではないが)が良い例だ。その対極にあるような独奏にしても、コンサート・ライブ・演奏会(なんとでも言えばいい)に於いては演奏者は聴衆/観客に見られることを意識している。
良い悪いではなく、好き嫌いという観点から言えば、聴く側に立った場合、やはり生演奏が一番好きなのだが、映像資料もこれはこれで捨てがたい。劇場での定点的視点では見えないものも見えるし。ディレクターやカメラマン、照明、編集などの作品としての楽しみもあるし。いや、むしろ演奏を収めた映像というのは、演奏そのものよりも収録者の視点のあり方に価値がある場合が多いのではないだろうか。だからと言って「中身」の演奏の価値が下がるという事は全くないのだけれど。
贅沢を言えば、その場所に居合わせ、後日映像も観賞できたら楽しいだろうな。

というわけで、「異邦人のブログ」。

1 Comments:

Anonymous 匿名 said...

どうも、リンクを張ってくれて!

金曜日, 18 5月, 2007  

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