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金曜日, 11月 17, 2006

スガダイロー unit @ 荻窪ベルベットサン

今日も家出たくない病の症状が出るが、なんとか早めに出発。本日の楽器はカーヴドソプラノ一本。
少し早めに現場到着。店内にはドラムの池澤龍作君が一人。「スガさん、譜面のコピーとりに行きました。20曲だそうです。」
おいおい20曲なんて無理だよー、と思っていたところにダイロー戻る。楽譜は全部で3ページ半。曲にはそれぞれ1から20までの番号が振ってあり、長くても8小節。

1. Cオーギュメントな感じ
2. Cマイナーな感じ
3. 「piano」とだけ書いてある
4. 「piano & drum」とだけ書いてある
5. B♭sus4 のラテンっぽい曲
6. 「sax」とだけ書いてある
7. 「sax piano」
8. F♯で解決するバラード
9. swing な感じの曲
10. 三三七拍子な曲
11. 「piano」
12. 「sax」
13. 「drum」
14. スゥイングフリーな感じ
15. 全音符だけで構成された美しい感じ
16. 「drum sax」
17. 曲の最初から最後まで長いクレッシェンドで決め
18. フリージャズのような曲
19. 明るいまともな曲
20. 1.に似た曲

これを30分で「作曲」したそうだ。
これを一時間で演奏。一応合わせてみる。ばっちり。
2ステージ目は完全に決め事なしでやることに。これも合わせてみたがうまくいきそうだ。

開演時間を少し過ぎた頃からちらほらお客さんが入ってくる。考えてみたら久しぶりな完全アコースティック演奏。トリオとなると物凄く久しぶりだ。

昨日とは違う。演奏に余裕を持って、しかし没頭できる。すべての音を全身で感じる。自分の音に惚れ直す。生きていて一番心地よい時間。

演奏後はクールな内装だけど家庭的な店内でお客さんやお店の人と歓談。このライブに誘ってもらって良かった。次は12月28日のオーケストラだ。また気が狂った音を出してやろう。