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木曜日, 8月 09, 2007

8月8日 D/Aコンバータat浅草銀幕ロック

恒例の高岡大祐君とのデュオ。
本日はちょっと下心もあってEWI4000sも持参。
下心、というのは銀幕ロック店内では九太郎さんの作った機材が展示販売されていて、それを試したかったのだ。
その機材というのは極小のアンプ。ギターのアウトプットジャックに直に刺して使う。それほど小さい。それをEWIで試してみたかったのである。
試してみたら、これが面白い。元々乾電池駆動で、シールドあるいはワイヤレスシステムのトランスミッターだけ刺せば演奏可能なのであるが、アンプが直に付くとなるとワイヤレスの上を行く。ぞーさんギターのウィンドシンセ版みたいなもんだ。
音も適度に歪み、電子楽器でありながら電気楽器の風情も出てくる。ケーブルから完全に解放されて歩きながら演奏できるのは楽しい。しかも電子楽器で。

早めに会場入りしたので本番前に食事に出る。
今年はまだ鰻を食べていなかったので、丁度いい機会なので鰻屋を探して入る。特上は値段に躊躇して注文できなかったのだが、味はまあまあ。焼き加減が良かった。

本日は知人も(その中には九太郎さんも)来てくれたこともあり、このユニットにしては大入り。本番では少しだけEWIを使った。もちろん通常通り、ミキサーにライン送りで。
出だしは大祐君がやりたい曲があるというのでとあるスタンダードナンバーから。やっているうちに他の曲に移行するなど、いつもの決めごとの無い流れ。真ん中完全即興で、最後にまたスタンダードで〆。

終演後、「ほら、ちゃんとこれにも使えるんですよ」と九太郎さんにEWI + ミニアンプの演奏を見せたら、海外に持っていって宣伝してくれということで一つアンプを頂く。ラッキー。これで街頭演奏も簡単にできますよ。
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木曜日, 8月 02, 2007

渋さ知らズ偶数月例at新宿PIT INN

今日はEWI4000sのライブデビュー。おまけで付いてきたソプラノサックス用のソフトケースにケーブルなどと一緒に入れる。演奏のための荷物はそれが全て。今までの苦労が嘘のようだ。
いつもよりちょっと遅めにリハ。電源は、本体を買った時についてきた電池を入れたまま。三日くらいその電池でちょこちょこ遊んだり練習したりしてたやつだ。
本番中に電池が切れるとまずいので、食事の後で近くのコンビニでアルカリ乾電池四本購入。ポケットに収納。本番前に電池を入れ替えるつもりでいた。
しかし、すっかりそれを忘れてしまっていた。
でも保っちゃったんですね。三時間のライブ、中古の電池で。仮にもデジタルな回路満載のシンセでこれだけ電池が保つとは。エネループ買おうと思っていたのにモチベーション下がっちゃったじゃないか。

ライブ自体は結構面白かった。久々に勝井さんも登場。
個人個人に「キレた」演奏も結構見られた。
本日のセッティングはイヤホンモニターではなくアンプ出し。ピットインはコンパクトなベースアンプが余っているので有り難い。大抵のハコでは私が使えるアンプなど余っていないのだ。
新EWI、他のメンバーにも評判良し。自分自身、アンプで初めてまともな音量で鳴らしてみて、「使えない楽器だったらどうしよう」という心配は吹き飛んだ。デジタルの(アナログモデリングとはいえ)ざらざら感がアンサンブルから丁度良い案配に浮いているようだ。音量を出しすぎずとも聞き取りやすい。

唾対策は、はやり布製のバンドつけないと駄目でしたねぇ。どうも私は唾液が出やすいらしい。サックスの方もなんか傷みが速いみたいだし。EWI4000sはスタイリッシュすぎて唾止めバンドが似合わないのが難点かな。