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水曜日, 1月 24, 2007

最近自分の音について思うこと

現在と過去を比べるのは簡単ではないが、録音物なら容易に比較ができる。
はっきり言えるのは、一音一音に含まれる情報量の違い。最近の演奏の方が圧倒的に少ない。今聴き比べてみると良くわかる。近年の演奏は、表現の緻密さに欠ける。最近は演奏に手を抜いているということは(少なくとも意識的には)全くないのだが、結果にはそう表われてしまっている。
以前との違いってなんなんだろう。当然人間としての変化はある。問題はどんな変化なのか。生きる事全般に関しては余裕がなくなっている。人前で演奏する事に怖気づくことはなくなった。その辺りなのかなぁ。よくわからん。とにかく、一つの原因に集約できるようなことではないとは思う。
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火曜日, 1月 23, 2007

DAコンバータ の予定を変更し、ヤニック+後藤篤+高岡大祐+鈴木新セッション@浅草 銀幕ロック

心身の調子が悪く、数日寝込んでいたところをえいやっと起き出して準備。実際には起きてから準備までにかなり時間があったのだが、その間高岡君とメールのやりとりを数往復。「今日、ヤニック後藤君が参加したいって言ってるけどO.K. ?」二つ返事で了承。大歓迎である。

先日の教訓を活かし、念入りに持ち物をパッキング。まだろくに使っていない ZOOM H4 のテストをするためについでにパックに放り込む。

メールでの連絡の段階では、ヤニックはドラムと MacBook という話だったが、現場に着いてみたら MacBook のみだという。妙に期待が高まる。前回共演した時はドラムとシロフォンだった。
ヤニック、本当に MacBook のみ。オーディオインターフェイスすら無し。マウスも無し。ヘッドフォン/ライン兼用端子からミニピンステレオプラグで音を取り出し、ミキサーへ。しかし、Mac のアナログアウトってなかなか馬鹿にできないのですよ。今回のような小規模なPAなら問題無し。

演奏はなんというか、形容し難いものでした。みんなが凄かったのだが、特にヤニックのプレイには驚かされた。ソフトウェアは「live」。これをトラックパッドと本体のキーボードだけで演奏。管楽器隊の動きに合わせてリアルタイムでリズムトラックを生成したり、我々の音を取り込んで、やはりリアルタイムに加工して出したり、その操作が淀みなく、なによりも音楽として格好いい。流石にハードロック、クラシック、アフロキューバンなどを駆け抜けてきたスーパードラマーである。

ZOOM H4 はまだ録音用の SD カードを買っていないこともあり、mp3 にて録音。というわけできちんとした評価は下せないのだが、以前持っていて紛失してしまった EDIROL R-1 より素直な音の印象。早くカードを買って非圧縮リニア録音のクオリティも検証せねば。
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金曜日, 1月 19, 2007

Tomita Lab Concert を聴く

昨年、行きそびれて非常に悔しい思いをしたライブをDVDで疑似体験。
Tomita Lab のアルバムは一枚しか持っていないが、それでも非常に楽しめる内容。特に面白かったのが、第二部の壱曲目「Blue ll」。ビル・フリゼールのバンドのようなブルースを一部のメンバーで演奏。富田恵一さんのギターもビル・フリゼール、ジョン・スコフィールド、マイク・スターンを足して三で割ったようなプレイ。でも楽器はレスポール。面白い。

ライブを通しての演奏は、殆ど富田さんが一人で演奏しているアルバムの拡張版でもあり、大所帯のメンバーを活かしたアレンジも聴ける。凄く当たり前なんだけど、演奏は非常に上手い。半分くらいのメンバーが楽器を持ち替える。富田さんだけ見ても鍵盤二種、ギター四種。プレイヤーの端くれとして、観ながら勉強になると同時に複雑な気持ちにもなる。そもそもこのDVD自体、ポップスの教科書と言っていいほど内容てんこ盛りなのだ。
ビデオクリップも収録されていて、価格以上に楽しむ事ができました。
でもやはりライブ行くべきだったなぁ。

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日曜日, 1月 14, 2007

2007 渋響旅 渋さ知らズ大オーケストラ

今日も迷った。O-East に行く時はいつも迷う。到着してからも複数の楽屋の行き来で迷う。立体迷路みたいなのだ。
それとは関係なく、調子が悪かったので、サウンドチェック後にアルコールを少々投入。これがいけなかった。私はアルコールが少しでも入るととても疲れやすくなる。三時間の長丁場、脚が疲れました。
レコーディングに参加していないにもかかわらず、新譜の未本番を貰う。今聴きながら書いているのだが、今まで「五拍子」って書いてた曲は「Fight on the corner」だったのか。一曲目はこの Fight on the corner で会場練り歩きから開始。私は舞台上で待機。その後鰤風、股旅、ライオン、We are Fisherman Band、火男、犬姫、ナーダム、本田工務店、あと色々。順番忘れた。
渋さはその時その時でモードが変わる。明確にスイッチングしているわけじゃないが、今日はレコ発ということもあり祭りモード。本番中のメンバーの飲酒量も若干多め。メンバー自体も多め。でもいつもに比べて演奏が乱れるということはなかった。比べて、ね。
あ、犬姫の key = D 歌詞付きバージョンは a song for One というタイトルになったのか。
しかし音が良い、というより今までと全く傾向が違う。
しかしながら、いつものことだけど、メンバー表と写真の食い違いが面白い。

次、ピットインでは踊らせる渋さじゃなくて聴かせる渋さをやりますよんだ。



しかし、ヒゴさんのベースがクリアに聞こえるのもいいもんだな。ダイロー版 P-Chan に参加したかったな。
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火曜日, 1月 09, 2007

鈴木新四重奏団またの名を高橋鈴木佐藤スガ@入谷なってるハウス



自分で企画したライブは本当に久しぶり。曲がりなりにもバンド形態となると実に十数年ぶりとなる。
なってるハウス、いつも最後の100メートルで迷う。今日も携帯端末から店のサイトで確認して辿り着く。
今回の(と言わず今後も続けるつもりだが)メンバーは高橋保行(tb)、佐藤帆(ts)、スガダイロー(pf)との四人編成。以前書いたかもしれないが、この編成は湯船に浸かっている時に突然思いついた。今考えてもなかなかの人選だと思う。
お客さんの出だしも好調。友人知人も何人も来てくれる。感謝。
定刻の20時をちょっと過ぎたところで演奏開始。今日の「楽譜」をここにペーストしておく。

1ステージ目

ss, pf による高速フリー
静寂の中、トロンボーンソロ
tb, ts の絡み
ts, pf でリズミックに 〜 ルバート 〜 EWI 入る
全員でアダージョ

2ステージ目

各人、三秒に一音 〜 フリー

きっちりこの通りに演奏したわけではないが、指針としてはうまくいったか。演奏時間はそれぞれ一時間くらいずつ。
それにしても自由に演奏できた。EWI に繋いだディレイのつまみも思い通りに操作できたくらいの余裕。枠の中でいかに工夫をするかという演奏も面白いが、はやり自由は良い。音楽以外の雑事に煩わされる事なく、楽器との距離も限りなく縮まる。良いライブだった。

帰宅後、お客さんに頂いたギターのピックを試しているのだが、これが良い感じ。
形状的には普通のフェンダーティアドロップで、「MEDIUM」と印字されているのだが、硬い。薄いのに硬い。なんせ、カーボンコンポジットなのだ。炭素繊維の織り目もちゃんと見える。今度自分でも買いに行こうと思う。
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土曜日, 1月 06, 2007

かなり駄目

調子が悪い。心身ともに駄目。
まず、睡眠障害が良くならない。普段なら長くても一ヶ月くらいで回復するのだが、今回は半年以上。
明朝五時起きなので、中途覚醒も考えて二十時に寝たのだが、一時間ほどで覚醒。問題はその後。寝付けないのだ。これは最近出てきた症状。
気力も緩やかなカーブを描いて下降気味。それ程調子悪くないと思っていたのだが、気づいたらかなり落ち込んでる。しかし、こうやってブログ書いてられるくらいだからまだまだ余力はある。にしても、やっぱりきつい。様々なストレスから過食気味でもある。太り易い薬を飲んでいるので、過食を気に病んでますます落ち込む。
本来ならば全く労働したくないのだが、経済的な事情でそうもいかずまたストレス。
今から起きていられるだけ起きて、眠くなってから思い切り寝たい。でもあと四時間ちょいで起床予定時間。
出口ないよ。どうしよ。でもまあ、死ぬわけじゃないからいいか。
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木曜日, 1月 04, 2007

もう、手抜き


年賀状、基本的には出さないのだが、毎年くれる友人と義理のある方には出さないとね。
出さないのには別に確たる意味があるわけではなく、面倒だから。なんだか、精神力を使ってしまうのだ。というわけで、今年はこれまでにないほどの手抜き。
てなわけで、今年もよろしくです。